『花はどこへいった』
【配給・宣伝】/坂田雅子(さかた・まさこ)監督/2007年/71分/日本/©2017 Masako Sakata
フォト・ジャーナリストだったグレッグ・デイビスが肝臓がんで亡くなったのは、彼が入院してわずか2週間後のこと。妻である坂田雅子に喪失感とともに沸き起こったのは、「なぜこんなにも突然に亡くならなければならなかったのか」という疑問でした。
米軍兵士としてベトナム戦争に送られた過去をもつ夫・グレッグの死について、友人から当時浴びた枯葉剤が原因ではないかと示唆された彼女は、夫への追憶と枯葉剤への疑問からベトナムへ行くことを決意します。
彼女がベトナムで目にしたのは、ダイオキシンを含む枯葉剤が、ベトナムの人びとと大地を蝕み続けている現実でした。戦後30年を経て、なお世代を越えて、重い障害をもった子どもたちが生まれていたのです。
公式サイト→http://www.cine.co.jp/hana-doko/
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