『毎日がアルツハイマー
ザ・ファイナル
最期に死ぬ時。』
【製作協力・配給・宣伝】/関口祐加(せきぐち・ゆか)監督/2018年/72分/日本/©2018 NY GALS FILMS
認知症の母との自宅介護生活が5年目に突入した2014年、関口監督は両股関節の痛みが悪化し、入院・手術を受けることになりました。時を同じくして、母・ひろこさんは意識不明で緊急搬送されます。
自身も母も共に老い、「ケアの終わり」と「母の死」について考え始めた関口監督でしたが 、ある出会いをきっかけに大きな転機を迎えます。それは入院中に意気投合し、関口監督が「病棟の母」と慕っていた山田トシ子さんとの出会いでした。山田さんは、退院後、自宅療養中に脳梗塞を起こし、緩和ケア病院に入院しました。彼女を見舞うため、初めて緩和ケア病院を 訪れた関口監督。そして、山田さんはご家族が見守る中、「眠りながら」息を引き取ります。
山田さんの最期に触れ、関口監督は自分自身の「死」を強く意識するように…。 「死は母だけでなく、自分にもいつか必ずやってくる。」 「母は、私は、どうやって死んでいきたいのか?」 死のオプション(選択肢)を求めて、関口監督の新しい旅が始まります。
◎2018年7月14日より東京・ポレポレ東中野、シネマ・チュプキ・タバタほか全国順次公開
公式サイト→http://maiaru.com/