『少女は夜明けに夢をみる』
【宣伝】/メヘルダード・オスコウイ監督/2016年/76分/イラン/©️Oskouei Film Production
第66回ベルリン国際映画祭 アムネスティ国際映画賞受賞作。
イランを代表するドキュメンタリー作家のメヘルダード・オスコウイ監督が、イランの少女更生施設を舞台に、強盗、殺人、薬物、売春といった罪を犯した少女たちの繊細な内面に丁寧に分け入り、その本源的な“痛み”を深い共感をこめて描き出す。
家族に裏切られ、社会に絶望してもなお、家族の愛を求め、社会で生きていかざるをえない少女たち。「見えない存在(インビジブルピープル)」として疎外されてきた少女たちとオスコウイ監督が築き上げた強固な信頼関係と親密な時間から生まれた崇高なドキュメンタリー。
◎2019年11月2日(土)より、岩波ホールほか全国順次公開