Regard

『ただいま、つなかん』

【宣伝協力】/風間研一監督監督/2022年/110分/日本/文化工房

宮城県気仙沼市唐桑半島 鮪立(しびたち)。美しい入江を見下ろす高台に民宿「唐桑御殿 つなかん」はある。

100年続く牡蠣の養殖業を営む菅野和享さんと一代さん夫妻は、東日本大震災当時、津波により浸水した自宅を補修し、学生ボランティアの拠点として開放、延べ500人を受け入れた。若者たちに「つなかん」と呼ばれたその場所は「皆がいつでも帰ってこられるように」との思いから、2013年の秋に民宿に生まれ変わる。

女将となった一代さんは、自慢の牡蠣やワカメを振る舞い、土地の魅力を自ら発信。それに応えるように、若者たちがこの地に移り住み、まちづくりに取り組み始める。復興のその先を見つめる一代さんと若者たち。そんなある日、海難事故が発生。一代さんは養殖業を廃業し、閉じこもりがちに。彼女を心配し、全国各地からつなかんに集まってくるボランティア仲間たち。涙なみだの一夜を経て、民宿は再開。いつしか若き移住者たちは新しい命を授かり、地域を担う立場となっていた。

そして、コロナ禍による民宿存続の危機の中で迎えた2021年3月11日。震災から10年という節目を機に、一代さんは大きな一歩を踏み出そうとしていた。

◎2023年2月下旬より、ポレポレ東中野ほか全国順次公開

https://tuna-kan.com/